レーザー照射で、目には見えない微小な孔(傷)を開けると同時に熱を与えて、皮膚の組織を正常な組織へ再構築していきます。しわだけでなく、ニキビ痕や傷痕、毛穴の治療などにも効果の高いレーザー機器を使用した治療です。
しわ外来
近頃、急に額にしわが…と気になりはじめた方、また、長年しわに悩んでいる方にも、 それぞれの方に最適な治療方法をご提示させていただきます
しわ治療は早ければ早いほど、簡単なケアで対応できます。単純な乾燥による小じわはもちろん、表情筋の老化によるしわが刻まれる前に、予防的にケアすることも可能です。
深いしわの場合、例えば、ほうれい線の深いラインを“しわ”と捉える方も多いですが、こちらはたるみケアを同時に考える必要があります。しわの部位や原因など、その関連性をしっかりと見極めて、確実な治療を行っていきましょう。
主な治療のご紹介
ボトックス
ボツリヌス菌がつくるたんぱく質の一種を、薬として注入する方法です。局所的に筋肉の動きを弱め、収縮を抑制します。筋肉をコントロールすることで、表情ジワを軽減します。効果はおよそ4~6ヶ月です。
その他の治療
エコツー(フラクショナルレーザー)
スペクトラLED
肝斑をはじめとするしみ、しわ治療に効果の高いレーザー治療です。痛みも少なく、ダウンタイムもありません。2週間に1回程度の照射を続けることで、きれいな肌を体感することができます。
ケミカルピーリング
サリチル酸マクロゴールピーリングは、角質除去効果に優れ、コラーゲンの造成はTCAピーリング(=トリクロロ酢酸を使用した非常に強力といわれるピーリング)にも匹敵すると言われています。皮膚の刺激作用はなく、赤みが出たり皮がむけたりというようなトラブルや痛みの心配は、ほとんどありません。
LEDヒーライト
真皮層に働き、コラーゲンやエラスチン増産のほか、リンパの流れ向上にも効果的な治療法です。ライトを当てるだけという簡単な治療法ながら、マクロファージを増やし、免疫力をも高めます。あかりクリニックでは、ほぼすべての治療の仕上げに使用しています。
ヒアルロン酸
すでに溝ができてしまった額や眉間のしわ、ほうれい線や口元のたるみなどには、ヒアルロン酸注射で即効的に、その箇所をふっくらさせることができます。
しわも、加齢による皮膚機能の低下が原因と考えられます。真皮層で網の目のように張り巡らされ皮膚を支えているコラーゲン、その網の目をつなぐ役割を果たしているエラスチン、網の目の隙間を埋めているヒアルロン酸の生成が減少することで起こってきます。笑った時にできる目尻のしわや、お顔をしかめた時にできる眉間のしわなど、表情によってできる、いわゆる表情じわも、年齢とともにだんだんと戻らなくなってきます。 また、紫外線などの外的な要因もしわを引き起こす原因のひとつです。紫外線はしみだけでなく、すべての悩みに影響を与えているといっても過言ではありません。どんな時も、日々UVケアをしっかりと行った上で、クリニックで予防的しわケアを受けることが効果的です。手遅れにならないうちに、はじめたいものです。
しわの原因
しわの原因は、乾燥とコラーゲンの減少です。乾燥による、ごく浅いちりめんじわと、コラーゲン不足による深いしわでは、治療も異なってきます。保湿ケアを行っても消えない表情じわは、コラーゲンの不足が原因ですので、肌の弾力低下対策を合わせて考える必要があります。しわについて詳しくみていきましょう。
しわの種類
1.ちりめんじわ(目もと、口もと、額など)
表皮層の細かな小じわです。乾燥じわとも呼ばれています。保湿力の低下によって、額や目もと、口もとなどに小さなしわが数多く現れます。保湿力の低下は、表皮の角質細胞に含まれるアミノ酸や、角質細胞どうしをつなぐ細胞間脂質が減少することによって起こります。
2. 表情じわ(目尻、眉間、額など)
笑った時の目尻のしわや、顔をしかめた時の眉間の縦じわ、また驚いた時や目を見開いた時の額の深いしわなど、表情によって現れるしわのことをいいます。通常、表情が戻ればしわも戻り見えなくなりますが、年齢とともに表情が戻っても、しわはそのまま残るようになっていきます。
3. 真皮じわ
ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインなどといわれる、たるみを伴う深いしわです。表皮の下層にある真皮層で土台を作っている細胞が衰えること、必要な成分が減少すること、さらに筋肉も硬化することで、脂肪や皮膚を支えられなくなって起こります。
2の表情じわ、3の真皮じわは、一度できてしまうと、自力で元通りにすることは非常に難しいものです。折り紙を一度折ると、広げて伸ばしても、折り目が完全になくなることはありません。うっすらと折り目は残りますよね。皮膚にも同じことが言えます。ですから、しわ治療は早めの予防と、できてしまった深いしわには、継続的なケアが必要なのです。