ドクターズファイルに馬場院長が掲載されました。
性感染症(STD)
性行為によって感染する病気を指します。性感染症の種類は多く、症状や発症箇所はさまざまです。
必ずしも自覚症状があるとは限らないのであれ?と感じたらご相談ください。
主な性感染症は次のものが挙げられます。
クラミジア尿道炎、淋菌性尿道炎
症状は尿道から膿が出る、尿道の腫れや赤み、排尿時の痛み、などがあります。
尿検査で尿の中にどれくらい細菌や白血球が存在していているかを検査します。
また感染症における検査の一種で菌がいるかどうかの判断や、感染している菌の種類を特定するためにおこなう培養検査をします。
基本的に抗生剤を内服して治療をおこないます。
梅毒
症状は感染が起きた箇所のしこりや痛みの伴わない潰瘍が起こり、数か月で手のひらや足の裏を含めた全身に赤い斑点が広がります。
血液検査で梅毒の原因菌である梅毒トレポネーマの感染の有無を判定します。
基本的に抗菌薬を処方し細胞を増殖させないようにします。
梅毒は早期検査、早期発見が大切です。
性器ヘルペス
症状は陰部に潰瘍や水ぶくれができ痛みやかゆみが生じます。
医師の問診と皮膚の診察で性器ヘルペスを診断します。
抗ウイルス薬の内服で治療をおこないます。
尖圭コンジローマ
皮膚や粘膜の病変と直接接触することで、ヒトパピローマウイルス(HPV6・11型が多い)が感染することにより発症します。
男性は亀頭部や陰のう、肛門周囲、女性は膣・外陰部に尖ったいぼができる病気です。ほとんどが無症状ですが、軽度の痛みやかゆみがでることもあります。
治療は液体窒素による冷凍凝固法や塗り薬です。
これらの治療で改善がみられない場合はレーザー治療を行う場合もあります。(当院ではレーザー治療は行っておりません)
パートナーとともに治療することをおすすめいたします。